カラーを仕事にする方法Part.5-未来へ

平松氏、桜井氏、二神氏
桜井輝子プロフィール
二神弓子プロフィール
平松里香プロフィール

Part.5
未来へ

二神先生

平松 里香
これから先の展望についてお聞かせいただけますか?
二神さんいかがでしょうか。
二神 弓子
パーソナルスタイリストについては、これから益々ニーズが高まっていくことを日々体感しているので、優秀な人材をどんどん育成していかないといけないと思っています。
平松 里香
二神先生のスクールには、全国各地から学びにこられますか?
二神 弓子
そうですね、北海道からも四国からも九州からも、ありがたいことに全国から来てくださいます。

パーソナルスタイリストやイメージコンサルタントというお仕事は、カラー診断とファッションのアドバイスさえできれば大丈夫というふうに誤解されることがあるのですが、そうじゃないよねっていうところをもっと広く伝えていきたいと思っています。例えば、服装のマナーに関する知識は必須です。お客様がビジネスマンであればビジネスマナーの範疇で服装を選ばなければいけないですし、その方の職業によってもケースバイケース。

服装のマナーに関する知識は持っているのが当たり前で、その上でお客様に合った最適なご提案をしていくのが仕事です。あとパーティーや冠婚葬祭など、非日常の装いについて相談を受けることも多いので、そういった知識もプロとして当然必要になります。

平松 里香
その方のかたちを作るだけでなくて、関連する周辺のいろいろな知識も含めて提供できなければいけないということですね。
二神 弓子
そうですね、似合う装いだけを提案するのでなくて、場面に応じた柔軟なご提案ができるように常にスキルを磨いく姿勢は大切だと感じます。
平松 里香
桜井さんのこれからの展望をお聞かせください。

桜井先生

桜井 輝子
人材育成に力を入れていきたいと強く思っています。色彩に関するベースの知識を持っている方で、かつ前向きに学び続けることができる方々に助けていただきつつ、会社としては「カラーというものは、こんなに役立つビジネスツールなんですよ」というメッセージを世の中に発信して行きたいと思っています。しっかりとした実績を、ひとつずつ地道に積み重ねていくことで、カラーの仕事が社会で認められる。そうすると、カラーの資格を取った方々の出口を作ることにも繋がると信じています。
自分の中では、東京カラーズとしての仕事を頑張ることは、国際カラーデザイン協会の事務局員としての役目を果たすことと繋がっているんです。
平松 里香
事務局としての仕事をこなすだけでなく、別の方面でも特別な価値を提供していくということですね。それでは、国際カラーデザイン協会の二本柱のひとつである「カラーデザイン検定」のほうはいかがでしょうか?
桜井 輝子
カラーデザイン検定のほうは、平松さんに語っていただきたいくらいなので、今度は私がインタビュアーに変身します(笑)検定委員長としてお聞かせいただきたいのですが、「カラーデザイン検定」の特徴ってなんでしょうか?
平松 里香
よく「知っている」ことは「できる」こととは違うといいますよね。検定試験の勉強をして色彩に関する知識はしっかりとインプットした。ならば、その「知っているわたし」がカラーを自由に操って、人を魅了するカラーデザインを生み出し、売れる商品カラーが提案できるかというと、すぐには難しいと思います。カラーデザイン検定の大きな特徴は、「知っている」ことだけでなく、この「できる」ところに到達目標を置いている点です。カラーデザインに必要な知識は学習しつつ、その知識が実際にどのようにカラーワークの現場で活用されているか、どのように活用すればよいのかまでを含めて学習します。一言でいえば、「実務に役立つ」知識を学べる検定試験ということでしょうか。
桜井 輝子
試験問題を開いたら、リアルな商品写真やきれいな図版がバーンと出てくるのは、他の検定試験とは全然違いますよね。あれは「実務に役立つ」ということにこだわった結果ですか?
平松 里香
そのとおりです。毎回、企業様から商品の写真をお借りして試験問題に使わせていただいています。さらに1級では、選択したテーマに合わせて適切なカラー提案ができることに加え、その提案を第三者に説明する、実務の現場では必須となるプレゼンテーション力が問われます。

試験ですから、口頭ではなく文章で記述する形式でプレゼンテーションを行います。知識があるだけでは解答、つまりアウトプットできませんよね。身近にある実際のモノ、コトをはじめ、もろもろの色に自分のアンテナをはりめぐらして色彩センスを磨き、どうやって表現したら相手に伝わりやすいかを考え、文章を書いてみる。日々トレーニングを重ねるような試験の勉強は、そのままカラーをビジネスにするための力を養成しているともいえます。

二神 弓子
ICDの資格はどちらも「現場で役立つ」ということが共通しているわけですね!

平松先生

平松 里香
私は「カラーデザイン検定」の他にも、別の検定試験の対策講座も受け持っているのですが、面白いことに、どの検定試験の授業かによって、教室の雰囲気が全く異なります。

「カラーデザイン検定」の授業は、実際に流通している商品のパッケージやビジュアル資料が教材となるためか、わっ!面白いな!へぇ!知らなかった!楽しい!という反応がわき起こって、授業がとても盛り上がります。これこそが、言葉にしなくても伝わる色の力、「カラーデザイン検定」のもつ魅力のひとつなんじゃないかなって思います。

桜井 輝子
平松さんが今おっしゃった「カラーは面白いもの」っていうのは、カラーの原点だと思います。だって、散々苦労してきて、うまくいかないこともあったりして、それでも20年、25年と辞めないで続けているのが私たちなわけで。それって、面白いからじゃないですか?
平松 里香
たぶん「面白さ」の切り口が三者三様で違うと思うんですけど、「楽しい」の部分は共通していますよね!
桜井 輝子
二神さんも平松さんも、関わった方々の人生を変えるくらいの仕事をされていますよね。色を通して、人生の転機やきっかけを作ったり。二神さんがおっしゃる「外見力」の大切さにも納得です。やっぱり外見変わったら人生変わるじゃないですか。
二神 弓子
私の仕事の場合、結果を報告してくれるのがとても嬉しくて。就職ができたとか、この仕事が取れたとか、お客さんが増えたとか、彼女ができたとか、後日ちゃんと報告くれるのが嬉しいですし、お客様の人生に関われているということは、本当にやりがいを感じますね。
桜井 輝子
平松さんの色彩教育も、人に大きな影響を与える仕事ですよね。
平松 里香
勉強や資格を通してステップアップされていく方もたくさんいらっしゃいますし、そういう意味では、本当に人生をかけてでもやる価値のある仕事ですよね。

ICDでは、「カラーデザイン検定」や「パーソナルスタイリスト講座」を筆頭にして、カラーに特化したセミナーやイベントを通して、現場で活躍する人材育成に取り組んでいます。桜井さんや二神さんのように、社会で大きく成功をおさめられている方々が先頭をきって組織を引っ張ってくださっているのは、まさにICDの姿を象徴しているのだと思います。本日はありがとうございました。

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